専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋

エ・アロール「それがどうしたの」

 表題の言葉は、故・元フランス大統領、ミッテラン氏が女性問題(婚外子の娘)について、女性と一緒の写真を撮られて、記者から質問された時に答えた有名な言葉ですね。
 その後も、「どうだ、彼女綺麗だろ。」と続きます。

 新潟県知事が辞任の意向、というニュースが
突然流れてきました。
 「また不倫問題か?」と思いましたが、どうも違うようです。
 米山知事は独身で、相手も成人女性で未婚とのこと。
 「何が問題なの?」←「法的な問題であるなら、即刻クビだけど!」
 「なんで、知事が涙を流しながら、辞任会見をするんだろ?」→やましい、清廉潔白では無い、ということか。

 「政治家は、清廉潔白でなければいけないのか。」←法的なことであれば、当たり前ですが、別です。

 「全てが、正しい人なんているのか。」
 「政治家だって、所詮人の子、様々な雑念、欲望を持って当たり前じゃないのか。」
 「そもそも、政治と、女性問題は、全く別物であって、政治家として仕事が出来るのか、否かが判断基準ではないのか。」

 フランス人の気質、私は好きです。

 日本人の道徳観、倫理観は素晴らしい、世界に誇れるものですが、
 日本人が、三流テレビ番組、ゴシップ週刊誌に振り回され続けていたら、
 「政治(家)を見抜く本質的な目が育たず、いつまでも、政治を普通に語り合える人が少なく、いつまでも政治後進国から抜け出せない国のまま」になります。
 
 「政治の良し悪しは、周り回って、自分自身の生活の暮らしやすさ、社会環境の良し悪しに繋がっている。」ということに、国民がもっと気づかなければ、
 「日本だけが世界から取り残されてしまう国」になってしまいます。
 「今の選挙時の投票率の低さ、それは、有権者の政治レベルの低さ」、
 「選挙に出る人のレベルの低さ」です!


by masahirogenki | 2018-04-18 11:47 | 思うこと