「議会改革」とは、何を改革することか?~秋田県南地域市議会議員研修会~
2018年 01月 16日
昨日(1月15日)は、横手市議会が当番で、秋田県南地域市議会議員研修会がセントラルホテル ラ・ポートでありました。当市議会の他に、湯沢市議会、仙北市議会、大仙市議会の議員、事務局職員が参加しました。
講師の先生は、全国初の「議会基本条例」の策定に関与した元三重県議会事務局員、現在も地方議会のあり方、改革について第一人者である髙沖英宣氏です。
先生の講演については、青山豊議員のブログに詳しくありますので、
私は1点、「議会改革」とは、何を改革することか?について述べたいと思います。
先生の答は、「二元代表制を追及すること」
これについて、皆さん、それぞれ納得されたことでしょう。
問題は、「実際に議員として二元代表制の機能、役割を採決で示したのか、実践しているのか。」です。
「最終的にはどうよ?」←12月14日付「12月定例会を終えて」のブログを参照して頂ければ、です。
「議会は多様な意見の場でなければならない。」
その多様な意見が「「二元代表制の元」、市長の政策、予算の精度を高める意見なのか?」
「議会改革」とは、何を改革することか?
冒頭、先生が我々に問うた時に私が浮かんだ答えは、「選挙=人」です。後で、講義の中で、「選挙」という答えは正しくない、とのことでしたが。
「議会は、市民が選んだ人たちの「多数の合議体」です。「議会改革」は、多様な意見を持ち合わせた議員一人一人がリーダーシップを発揮して、「少なくともこれは一緒にやっていかなければならない。」とする共通課題を持たない限り、名ばかりで実質が伴わない、有名無実化となります。」
「議会がいつもバラバラで過半数はどっちよ?では、「議会改革」の展望は残念ながら全く望めない! 市民の理解が深まることもない!市民が議会に興味を持つこともない!」
合併時のあの厳しい選挙戦を勝ち抜いてきた議員が私を含め現在も多数です。
「ベテランと言われるようになって、「都合の良い柔軟な対応のみ」となっていないのか?」
「横手市議会に必要な議員なのか?」
「タスキを渡すタイミングは?」
「市民が選ぶ議員が変わる。新しい議会に期待する。←議会改革です。」
「改革とは、変化です。そもそも、ベテラン=おじさん、おばさんが変化=自己改革できるのか?」
「負債、横手市議会もまた、「議事機関負債」が増えた、と思います。」
選挙に強い人たちは、当然感度がいい。
私を含め、自問自答されたい。
そうそう、我々を「市議会の先生方、、、」などと挨拶される方を私は信用しません。