専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋

土地改良区解散会・JA臨時総代会

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 3月29日は、平鹿町土地改良区の解散会があり、出席してきました。これは、4月1日から、雄物川筋土地改良区に吸収合併と決定したことからです。平鹿町土地改良区は面積3,131ヘクタール、組合員数2,352人(3月現在)の組織で、合併した雄物川筋(10,617ヘクタール)の中で、最大です。
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 県による指導とはいえ、平鹿町土地改良区は財務状況、職員体制がしっかりしている中にあって、「なぜ急ぐのか?」「なぜ吸収合併か?」という声が多数ありました。吸収合併となれば、「定款等の見直し」が必要な時は、「意見が通る」ような理事会となるのか、皆さん、不安を抱えての合併です。「5年、10年先に合併して良かった。」という組織運営を期待しております。ここにも、組合員の「合意形成」があったからこそ、の決断です。

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 3月30日は、JA秋田ふるさと農協の臨時総代会があり、出席してきました。28年度の計画の承認、28年度から30年度までの3ヶ年計画の承認が主な案件です。TPPの大筋合意をうけて、さらなる厳しい農業情勢が予測されることから、組合長の「決意表明」は「覚悟」を感じるものでした。

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 この地域にとって、JAはなくてはならない存在です。「准公共」ともいえるほど、各地域、集落にきめ細かく密着しています。一方で、経済団体でもあるし、金融機関、共済、福祉などの各種事業を行っていることから、多角経営のあり方を問われてもいます。
 「基幹産業は農業」と銘打っている横手市、JAとの連携をさらに強めて、「餅は餅屋」に委ねる政策の展開を期待するものです。

by masahirogenki | 2016-03-31 10:01 | 活動報告