さて、昨日から、大豆畑に椎茸の廃菌床を散布しております。
この廃菌床は、毎年切り返して3年以上熟成させた完熟たい肥ですよ~!
もう、「土」のようで、臭いは一切ありません。
先日半端な量の大豆を引き取りに大豆センターに行きましたが、たくさんある大豆の中で、
おじさんの大豆だけがネズミに食べられて、袋に穴が開いていました。
ネズミは、美味いものを見分けたに違いない、とおじさんは思ったのでした。
「廃菌床処理」が一番の目的で、「美味しい大豆」とかのこだわりは全くありません。
「循環型農業」は、お金(機械)と手間がかかるのです。
→堆肥関連は、機械をリースしてくれないので、自前で持つ必要があります。追い打ちをかけて、「豚熱・鳥インフル等の疫病予防」のため、機械・運搬車両等は移動出来ません。効率が悪くなっているのです。
黄砂でどんよりしてます。一番奥の茶色に見えるのが、昨年の廃菌床、2番目の山が2~3年目、手前が散布している完熟たい肥。
こちらは、「明きょう」を作って、排水対策をしてます。
一旦畑にすると、今の減反政策時代、「畑に適した農地」になります。
国は、なぜかこれを許さない=補助金の対象外にするのだ、そうです。
おじさん、「もう国政にはあきらめている。」ので、「あ、そう」です。
→種まき・除草剤散布と収穫の作業を委託していて、その委託料を補助金で賄っているわけです。「大豆生産から所得を得る」という生業では既にないのです。
産業廃棄物の処理費という負担金と捉えればよかと。
→目的は、「廃菌床の処理。補助金が無くなったら、大豆の生産も必要が無くなるだけ~。」
※世の中から、「補助金という地方経済循環財」が無くなるだけ~。
おじさんは淘汰されるのか、その前に自ら辞めるのか。
国民は、「日本国の農業をお荷物」としか見ていないようにも思えるし。
「農業が基幹産業」って死語でっか。
いつまで続けられるのか、、、
後継者がいなくて良かった、と思っています。