専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋
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 皆さんは、神奈川県横浜市にある「リラの家」をご存じでしょうか。神奈川県立こども医療センターとの協働事業として開設された施設です。

 生まれながらにして、難病を患い、専門的な治療が必要な患者・家族の心のよりどころの施設で、また経済面でも負担を軽減し、全国から利用者がいます。
 必要経費の52%が寄付で賄われ、有償ボランティアが家族、特に母親に長期間にわたり寄り添ってくれています。
 長く施設長を務められた佐伯トシコさんは、「泣ける場所を提供できることが私は一番大事だと思っています。」とのこと。
 「本当に事情をよく理解されておられる素晴らしい方です。」

 おじさんには、今年高校生になった孫がいます。
 生まれる前に、心臓に重大な奇形が見つかり、出産直後から手術が始まりました。
 難病のため、「神奈川県立こども医療センター」で神の手の異名を持つ日本一の小児心臓血管外科医に執刀して頂きました。
 娘はまだ23歳で、社会にデビューしたばかりが、子供が生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされ、知らない土地に長期間いなければならないことになりました。
 「リラの家」を紹介され、佐伯さんを初め、ボランティアの方々に支えられて、「一人ではない」ことで前に進めました。

 おじさんは、感謝しかありません。
 おじさんは、出来る範囲で、「リラの家」に「あきたこまち」を送っています。
 佐伯さんから、いちいちお礼状が届き、嬉しく思います。
 おじさんも、この素晴らしい事業に参加させて頂いている、という幸福感があります。
 かえって、「おかげ様」なのは、おじさんの方なのです。
 佐伯さんは、今年退任されるようです。

 さて、今年の「あきたこまち」上手くいくかな。喜ぶ顔を想像して、幸福感を味わいたい。

# by masahirogenki | 2023-05-27 09:24 | 思うこと

田植え前夜

 おじさん思うところあって、例年より1週間ほど早く、田植えを明日からしますよ~。

 「段取り8分」は、正解。1週間早くするための準備は、厳しいものでした。

 「田植え」は、日本人の魂・心の原点ですよ!

 全ての始まり、目に見える形として、重要な場面です。昔からのお祭りは、その通りです。

 「無機質から有機質を人為的に作る」
 土は食えね~、ミミズじゃねんだから。

 日本人が生きていくために、土にコメを栽培して、食えるようにする。

 ほんとは、農業って凄いことをやっているんだけど。

 千葉から移住して、山で暮らしたい、という若者に手伝ってもらっています。

 昨日少し時間ができたので、

 「兄ちゃん、今日はええとこ連れてったるで~。」

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 兄ちゃん、感動してましたよ!もちろん、おじさんも。

 森谷杜氏から昔、蔵(大吟醸用)で「酒造りは贅沢な仕事」それはいい酒を造るために、コメを半分も削り、仁丹くらいにする。さらに、絞りを緩くする。
 元のコメのほんの僅かだけしか使っていない。
 最高級は「袋吊して酒を落とす」だけ。
 「タンクに一滴一滴が落ちる音が聞こえるんしべ。」「贅沢だんしべ~。」
 「そんなにぐびぐび飲んで。もっと味わって飲んで。」と言われたことがありました。
 「この時の酒は、ほんとによく効いた。」
 ぐびぐび飲んだけど、美味かった。効いたのは今でも覚えています。

# by masahirogenki | 2023-05-18 20:16 | 思うこと
「久しぶり!」は、火葬場_e0317698_12303348.jpg
 今日は、午前中「西部斎場」で、新規就農でお世話になり、また一緒に平鹿町議として主に農政について議論を交わした先輩の火葬に行ってきました。
 1月に共通の知人の火葬で、久しぶりに東部斎場で会ったばかりでしたが、突然の知らせに驚きました。
 今日も、「久しぶり!」に会った方が数人おりました。
 「生きれるだけ、精一杯生きていこう。」

 「西部斎場」は、改築工事が始まり、
 「何出来るんだ?」との声があり、経緯を説明しました。

 今日は、久しぶりの外出(軽トラ)でしたが、田植えが結構進んでました。
 「サキホコレ」の田植えを18日まで終えるようにと伺っておりましたので、その影響があるのかも、です。

 「天の戸」の看板、「この風景をビンに詰めたい」は、ちょうど今の時期。
 田んぼに水が張られた平鹿町の様子を道満峠から撮った写真です。

 旧横荘線跡の市道の両側には、「平鹿西部地区の担い手事業」が終了した見事な田んぼで春作業が行われてました。
 この風景を森谷杜氏は見たかったろうな、と故人に思いが馳せました。(森谷さんは改良区の理事でもあり、この事業の発起人、中心的に事業推進をされた方です。)
 もうちょっとしたら(49日後)、あの世とやらで、
 「おっ!久しぶり!」と行き会っているのかもしれません。
 向こうは、こっちより「いい話」が出来る方たちが各方面一杯いるので、「おめも来たなが、早ごど」と、やっているのかも。
 「誘わないでよ!」
 「おめなば、もっと修行しねば、「ここまで」これねぇ。」
 「クリアーになってから!」
 


  さて、仕事だ~!

# by masahirogenki | 2023-05-16 13:12 | 思うこと
 ゴールデンウイーク、皆さんはどのように過ごされましたのでしょうか。

 まだ、お疲れモードの方がいらっしゃるかも、ですが、日常に戻りましょう!

 「コロナ慣れ」が浸透し、前半は天気にも恵まれて、「あ~そうだったよな~」というイベントやお祭りで賑わいましたね。

 おじさんは基本仕事でしたが、合間に娘と田沢湖・角館ツーリング、ソロで高松・小安・花山ツーリング。
 また、母の通院で仙台に(車で)行った際に、バイク用品店でヘルメット他を購入し、酷暑に備える用意ができましたよ。
 昨日はせっかくのフル休日でしたが、雨降りでどこにも出かけられませんでした。
 (もう4輪で出かけようとは思わなくなりました。)

 なので、グーグルマップで、妄想にどっぷりですよ。

 妄想1,「コロナ慣れ」で、今年こそ4年ぶりに新潟で飲み会があるに違いない。
そこで、2泊3日の行程なのだ。初日秋ノ宮→古川(高速)→福島西まで行き、「磐梯吾妻スカイライン・レークライン」を存分に味わい、下郷町の温泉民宿(湯野上温泉)に泊まる。2日目、大内宿・塔のへつり→「JR只見線沿い」→栃尾(奇祭ほだれ祭り大神・あぶらあげ・越乃景虎)→寺泊→新潟ですよ。3日目、海沿い北上、笹川流れ→あつみ温泉(高速)→鶴岡→羽黒山→鮭川→真室川→自宅ですよ!

 妄想2,中学時代の同窓会が石巻開催で決定済み。
そこで、自宅→東成瀬→胆沢ダム→ホットライン→矢櫃ダム→栗駒ダム→築館→登米→南三陸→石巻。2日目、石巻(高速)→村田→青根温泉→蔵王エコーライン→御釜→蔵王温泉→山形(高速)→自宅ですよ!

 今の時代、調べようとしたら凄いね!妄想がどんどんふくらみますよ!

 問題は、おじさんの体力・気力・注意力・集中力、、、ちからだな。
 「高齢者」に突入しちゃいますよ。→「年金」受給資格者だとよ。

 「やれること」が減っていく。選択される。おじさんには、時間が無い。
 妄想を膨らますのだ!

# by masahirogenki | 2023-05-08 19:24 | 思うこと
 三橋貴明氏のブログを載せます。

 本日配信の藤井聡氏のブログも載せたいと、思いました。

 両氏に共通の課題は、

 「我々日本国民の体質=「ニホンジンの依存症体質」への警鐘・警告」

 こんな住みにくい日本国にしているのは、他でもない、

 「一人一人のニホンジン=自分自身」である!ということです。

 (政治がどうのこうの、ではない。)

 (選挙で、組織票があり、イメージが作り上げた「モノ」が勝つだけの世の中。)

 「自分たちの無関心・依存症、疑問を持てない体質が全ての原因。」

  こんな政治を続けていては、将来世代に「恩送り」は無理である。

 と、おじさんはあきらめているのですが、

 三橋貴明氏のブログをどうぞ。

 最後の方に、「思い・願い」をぶっつけているのです。

 「無関心・依存症・興味無し、本質を知ろうとしない」

 ことの結果が今なのでございます。

 そして、さらに悪くなる。

 「移民政策」について、ですが、これは、

 「ツケ」のほんの一例に過ぎない、のでございます。

 ニホンジンの「賃金・所得」は上がらないでしょう。

 IMFの資料では、2027年「GDP」の将来見込みは、日本国は、ほとんど変化無しで、インドに抜かれる。

   
『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2023年4月2日

  自民党の「保守」と自称する
 国会議員たちに告ぐ

 From 三橋貴明 @ブログ

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※配信解除は、最下部でできます。


美女二人に挟まれて
人類の戦争について
リアルに語ってみた[三橋TV第694回]
三橋貴明・高家望愛・saya
https://youtu.be/_r0FgcRRKIo


日本国内の外国人労働者数
(22年10月時点)は、
対前年比5.5%増の182万人でした。


信じがたい話ですが、
コロナ・パンデミックが始まってさえ、
日本への外国人労働者の流入は止まっていません。

http://mtdata.jp/data_84.html#gaikoku 

結局のところ、
2012年末の第二次安倍政権発足以降の
日本政府の「労働政策」は、以下の通りなのです。


 少子高齢化により、
生産年齢対総人口比率が低下していくのは
分かっていました(低下しました)。


 2013年頃から、わたくしは、
「これは、人口構造的に
とてつもない人手不足の時代が来る。
生産性向上の投資と、経済成長のチャンスだ」
 と、考え、講演などで語り始めました。


 ところが、安倍政権は一貫して、
経済成長に必須の人手不足を
「安い賃金の労働者」で補おうと図り、

「女性活躍社会」
 と、銘打ち、「安い女性」を労働市場に放り込み、

「一億総活躍社会」
 と叫び、「安い高齢者」を労働市場に放り込み、

さらには、
「高度人材受け入れ」
 と称し、「安い外国人労働者」を
労働市場に放り込んでいった。


 2012年末の第二次安倍政権発足以降、
確かに就業者数は増加しました。


とはいえ、増えたのは
「女性」及び「高齢者」の雇用であって、
働き手の男性の雇用ではありません。


 2013年1月から23年1月にかけ、
男性の生産年齢人口(15歳-64歳)の
就業者数は、3237万人から3154万人に
「減少」したのです。


反対側で、女性の生産年齢人口の就業者数が
2443万人から、2658万人に増加。


さらに、高齢者(男女)の就業者数は
625万人から924万人に激増。


 増加数で見ると、
生産年齢人口の女性が215万人増、
高齢者が310万増です。


「人々が働かざるを得ない経済」
 が、本当に「成功」なのですか? 


労働者の生産性を「投資」により高め、
少ない人数で多量の生産を可能とし、
世帯の誰かが一人、働いていれば十分な所得を稼げる、
資本集約が進んだ経済こそが「豊か」なのでは?

 イギリスの産業革命は、
「安い労働力」を労働市場に
放り込むことで達成されたの? 


違うよね。
人件費が高いイギリス人労働者の生産性を高め、
単位労働コストを引き下げた「投資」こそが、
イギリスを覇権国にしたんだよね。


 興味深いことに、日本政府は表向きは、
「労働者の賃金を引き上げろ」
「生産性を高めるべきだ」
 などと言いつつ、
生産性向上が起きず
(する必要がなくなるため)、
労働者の賃金を抑制する
「安い労働者の労働市場への投入」を続けている。
しかも、自分たちの矛盾に気が付いてさえいない。


 『「特定技能2号」大幅拡大へ 外国人労働者、永住に道 政府方針
  人手不足の分野で
 外国人労働者を受け入れる在留資格
 「特定技能」について政府は24日、
 在留期間の更新に制限がなく、
 家族も帯同できる「2号」を現行の2分野から
 11分野に拡大する方針を自民党に示した。
 与党内の了承を経て、6月の閣議決定を目指す。
 
  経済界などの要望を受けた措置で、
 幅広い分野で外国人の永住に道を開く転換点となるが、
 自民党の保守派などからは
 「事実上の移民の受け入れにつながる」
 といった反発が予想される。(後略)』

 
 安倍政権期に「特定技能1号」
「特定技能2号」を導入した際に、
「こうしてくる」のは分かっていました。

わたくし共は、
「これは蟻の一穴に過ぎない」と、
警鐘を鳴らしましたが、
何しろ国民の多くが興味を持たないため、
政治側は容赦なく進めていきます。


 全ての自民党の国会議員に申し上げますが、
上記「移民政策」に反対しなければ、
山本太郎さんじゃないですが、
「二度と保守を名乗るな!」でございますよ。


# by masahirogenki | 2023-04-26 20:43 | 思うこと