お盆と言えば、「無人ヘリ防除」
2017年 08月 13日
お盆と言えば、「無人ヘリ防除の当番日」です。
私も、無人ヘリの操縦免許は持っていましたが、ずっとペーパードライバーで、「おかまわり」専門です。薬剤の調合や、周辺への周知、オペの安全確保、オペとの連絡調整などを担当しています。写真は、いもち病とカメ虫に適応した「ビームエイトスタークル」という合剤(薬剤)です。
無人ヘリの薬剤は8倍液が基本です。先ほどの薬剤に水を足して、8倍液にします。
まるで、カクテルの「ピンクレディー」のように綺麗な色になります。(農薬です!)
これをヘリの両側に着けて、合せて16リッター、およそ2ヘクタール分です。
気温が上がり30度を超えるようになると、ペイロードと言って搭載する重量を減らさなければなりません。揚力が落ちるからです。
その他にチームは、電線、障害物、見物人、通行する車輛、洗濯物などに気を使って、安全に作業をしています。そうそう、もう一つ大事な事、自分たちの近くで作業をしている無人ヘリが使っている周波数の確認も重要です。
「無人へリ防除協議会(会費1万円)」がありますが、ここでは、作業の場所を調整していません。 協議会の最も大事な役割と思います。
「営業活動を自由に任せていて、結局お互いに非効率な作業を行っています。」協定料金は同じであるにもかかわらず、です。
おそらく私たちのグループだけでなく、年々受託面積が増えていると思います。事故が発生する前に、「なわばりを決めたら。」と思いますが、、、
私は明日も当番です。今日のように天気に恵まれますように!
他では、「まがった!」ような雨が降ったのでは、と思うような真っ黒い雲があちこちに発生していました。
降雨、強風で、散布が中止となった日があり、作業が遅れています。