エンゲル係数が上昇中~日本が貧困化~ 3月定例会を前に

e0317698_20065271.jpg
           表は藤井聡氏のFBより
 エンゲル係数=家計(消費)に占める食料費支出の割合を示すもので、一般的にその割合が高いほど生活に余裕が無く、低いと生活に余裕があるといわれております。
 このエンゲル係数が最近話題となっていて、2016年は25,8パーセント。これはグラフからもわかるように1987年頃のレベルです。30年も前の頃の生活水準に下がってしまったことです。世界のGDPは約2倍になっているのに日本だけが経済成長していなかったことが裏付けられたデータです。
 これは、政府が「デフレなのに真逆の政策を取ってきた」からです。
 それは、一つに、2013年10月1日から消費税を5パーセントから8パーセントに増税したからであり、急上昇していることがグラフで分かります。
           
e0317698_20071890.png
          表は三橋貴明氏のFBより
 二つ目にバブル崩壊後、賃金が下がりはじめ、デフレの兆候があるにもかかわらず、国内需要を生み出す=公共投資を行う、ことを抑えた。→日本の借金が増えて、このままでは財政破たんする、という財務省、マスコミのうそを社会に浸透させ、「公共投資は悪である」としたからです。
 さらに「デフレなのに、消費税を増税したことから、必要最低限のモノしか買わない=需要が減少し、そのためモノやサービスの価格が下がり=物価が下がった。これによって企業の収益が悪化し、国内での設備投資を控え、実質賃金は物価以上に下がり、このためさらに消費が下がる。」というデフレスパイラルに陥ったことがグラフで分かります。


e0317698_20070549.png
            
            表は三橋貴明氏のFBより
 雇用の形態が変わり、非正規雇用が増えて、「日本企業の素晴らしい雇用形態であった終身雇用制度がグローバル化によって崩壊しました。」→「私は終身雇用制度であった(アメリカ外資系でも)から、新入社員でも、賃金が低くても結婚出来た。=将来に不安が無かったから。」
 三橋氏によると、平成27年賃金構造基本統計調査では、正社員の平均賃金は321万円、非正規は205万円で、賃金格差が100万円以上。40代、50代の働き盛りではもっと格差が広がり、230万円の差である、とのことです。
 また、国内で貧困状態にある17歳以下の子供の割合は16,3パーセント、6人に1人が貧困で過去最悪。母子家庭の2世帯に1世帯が貧困状態とのことです。→日本国の話ですよ!

 さて、エンゲル係数、久しぶりに聞きました。私は昭和33年生まれ、58歳です。高校の頃、40年前頃はエンゲル係数はよく話題になっていたな~と思い出しております。
 「エンゲル係数が下がり続けていて、我が国は経済成長を確実に歩んでいる。」という将来に明るい話題で、エンゲル係数が登場していました。
 ところが今は、「貧困化が進み、賃金が目減りして、生活するのにぎりぎり。生産年齢人口が減り、年金受給者が増えて、生きるのに精いっぱい。」日本国は、「貧困化、後進国化」しています。
 私たちの年代は、先人のおかげで、「豊かな日本国」を実感できてきました。これを次世代にも同じように、「経済成長した豊かな日本国」を引き継がなくてはなりません。 
 「デフレ脱却のために、建設国債等を増発し、公共投資を行い、需要を作る。生産年齢人口が少ないことを好機ととらえ、一人あたりの生産性向上を目指す。このために官民一体となって、発明、技術を生み出す。結果、さらに国内投資を行い、生産性を高めて需要を生み出し、豊かな日本国を取り戻す。」
 新幹線整備は、北陸新幹線で金沢、富山が発展しているように、地方が爆発的に発展します。これにより東京一極集中が是正されることが期待でき、少子化対策には一番の効果的な政策が公共投資=インフラ整備です。国直轄で秋田までフル規格での新幹線、安全でより早く走れる高速道路の4車線化は早急に整備が必要です。
 
e0317698_21075616.jpg
 
 29年度当初予算を審議する3月横手市議会が来週(2月27日)から開会します。
 「最少の経費で最大の効果を出す。」「市民の税金を1円も無駄にしない。」
 「自分のお金だったら、そんな使い方をするか。」ということを問いかけて、臨みます。
 今の横手市には、「まちづくりをどうするのか」という大きな柱(ビジョン)が無いように感じます。
  今回も予算の裏付けが、お決まりの抽象的な表現=スローガンで終わっていて、「目的」が不明確であり、したがって、「期待する成果」も不明確なものが散見できます。
 一番問題なのは、「事業ごとに人件費の予算が計上されていないことから、相変わらず、生産性=お役人としての仕事の付加価値があるのかどうか、適正であるのかどうか分からないようになっている。また、市長がどの政策に力を入れて人事配置をしているのか、分からない。」ことです。早期の是正を望みます。→29年度一般会計予算498億600万円のうち人件費は我々議員や特別職を含めて、82億3200万円、16,5パーセントを占める大きな予算です。また、物件費は75億3200万円、15,1パーセントであり、
人件費の一部が含まれております。
 幹部職員の人事が発表となりましたが、「新陳代謝を期待しております。」
 議会も良識ある判断を多数がして、「市民の幸せのために、その存在を示さなければなりません。」




by masahirogenki | 2017-02-22 21:58 | 思うこと
line

専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋
line