政務活動報告~「財政」と「公共施設再編」の研修~

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 2月15日~16日、東京で研修をしてきました。テーマは、「あなたの自治体の財政の確認」と「公共施設の再編問題とコンパクトシティ」の2コマです。今回は各論、一つ一つを例にとっての具体的な講義で、実践的なものでした。図は「決算カード」と呼ばれているもので、総務省ホームページから誰でも見ることが出来て、参加している議員の自治体の決算カードが事前に配布されていました。
 「類似団体と比較してみて、我が横手市を客観的に、多方面から見ることができて、議員の目を養うことで、分析ができます。これにより当局との議論を深める、指摘することができます。」今回の研修資料もおよそ100ページありますが、デジタルデータ化して、各議員の皆さんに配布したいと思います。

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 相模原市は、「立派な計画書は作りましたが、そこまでどまり」、さいたま市は、「住民参加型ワークショップ方式を取り入れたが、そもそも参加人数が少なく、住民を代表する声なのか疑問、また、意見をどれだけ実際に行政が取り入れられるのか不明、結果によっては住民に失礼、失望感を生む。」秦野市は、「まちづくり」をベースに考えて、自治会長研修会でFM計画について何度も説明し、理解する。市街化区域公共施設の土地を社会福祉法人に貸し出して、福祉のまちづくりを進める。」
 浜松市は、総論よりも個別具体的に「施設評価」を行い、先に削減ありきで進める。強いリーダーシップを発揮。所管課が「対象施設の廃止が不可能と意見した時は強い説明責任を求める。」
 飯田市は、「地域の課題は地域で解決」という基本方針で、行政は、基本的な政策方向のみを市民に提示して、公共施設の検討そのものを市民に委ねる。」時間がかかるが、市民が納得できる。

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 どの市のやり方でも、「良い点」、「悪い点」があることですが、最も大事なことは、市長が、「まちづくりをどうしていくのか。という視点を土台とすること」、であると思います。そして当たり前のことですが、その視点が「ぶれないこと」です。

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 阪南市では、市長が突然「幼保一体の600人の施設を作る。有利な財源を今しかないから、使う。」と、住民にほとんど説明無しに強引に進めた。昨年の「よこてアリーナ」と同じです。
 この市長は選挙で、いろいろな憶測(=支持者の土地を買うために、多くの利用者がいる場所から離れた不便で危険な場所を選定したなど。)で信任を得られず、建設反対の新人に敗れた。事業が実施出来なくなったことから、教育長以下、教育委員が全員辞職するという事態になっているとのことです。

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 先日の横手南庁舎の一部を「行政の(市長の政治的な)都合で強引に公共財産から普通財産に変えて、特定の企業に便宜を図った、ことが不適切な執行である。」と、改めて思いました。→1月臨時議会 討論で指摘済み。

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 「普遍的な思い、行動が、リーダー、行政には求められます。」→1月臨時議会 討論で指摘済み。
 今回の研修では「地方自治体運営は市長によってこんなにも違う(=住民が幸せになれるのか、どうか)結果、組織となるものか、と愕然としました。」→データに基づいた比較、分析が必須であり、正しい選択をしていかなくてはならない!

 「「深い会話」が、最も人が幸せになれることなのではないか。」、と最後に講師の先生が強く訴えました。その場が「公共施設」であるとも。
 横手市は、公共温泉施設の統廃合を進めています。
 「財政問題は避けては通れません。しかし、市民の幸せを考慮するとき、「税金の投入額がどのくらいなら、維持が可能なのか、公平性が保てるのか。」
 また、「財政負担の限度を示しつつ、まちづくりを推進するためには、公共施設として残すべき施設があるのではないか。とする議論が必須である」と思います。が、
 このような政策は全く無く、プロセスが安易であり、「市長の思い」「責任」を感じられず、「(まんが美術館改築のような)その時のご都合、選挙対策だけが専行している。」と判断しております。
 今回の各論の講義では、各自治体職員の「がんばり度合い」がよく分かります。横手市は他自治体と比較して、どの位置にいるのか、各職員は自己採点するべきです。「研修に行ければ一番ですが、今はネットでほとんどの情報が入ります。」
 「甘んじていてはなりません。」「持っている力を最大限発揮して下さい!」

 p、s 加藤議員も同じ先生の講義を受けていたようですね。今回の日程では、4コマ(1コマ15,000円)の講義が有りましたが、予算の都合で私は2コマでした。加藤議員とは、今回は別の講義だったようです。後で、情報交換します。




by masahirogenki | 2017-02-17 11:03 | 活動報告
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専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋
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