RESAS(リーサス)地域経済分析システムの活用~自治体経営コンサルタント 川本達志~研修

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  1月19日~21日まで、「自治体予算を効果的に見る方法」、「地方版総合戦略と自治体財政」という2コマを福岡県博多で、川本達志氏の講義を受けてきました。
 氏の略歴をフェースブック等で調べると、九州大学卒業後、広島県庁職員。職員相互派遣で、廿日市市(はつかいちし)へ。(廿日市市は、安芸の宮島、厳島神社がある、人口が横手市より若干多い市です。)
 その後、副市長。その後、要請された市長とまちづくりの考え方の違いがあり、退任。
 3年半、市民との対話を重ねながら日々研鑽し、2015年廿日市市長選挙に立候補して、現職に負けて、落選。(新人が3人も出て、一騎打ちだったら、結果は違っていたかもです。)
 講義は、実践的なもので、我々受講者と対話をしながら進め、議員活動で行わなければならない視点、行動を示唆するものでした。
 氏は、次の市長選挙にも出馬するつもりだ、とのことで、講義のテキストには無い、「リーサス(地域経済分析システム)の活用方法について」、実際にネットに繋ぎながらの講義は、大変有意義なものでした。
 「数字で具体的に、客観的に分析すること。問題点を把握する。その解決のためにどんな対策をすればいいのか。」
 氏は、実際にリーサスから分析し、自分の考えをまとめたリポートまで見せてくれました。これは支持者に対して定期的に出しているもののようで、具体性があり、戦略すなわち政策を細かに打ち出したもので、今市長になっても、直ぐに実践的に動けるものでした。
 リーサス、ネットで検索すれば、直ぐに出てきます。誰でも見れます。議員はもちろんですが、企画だけでなく、特に若い職員の方々には、横手市の現状分析を見て、「何をしなければならないのか?多くの職員が共通の問題意識をもって組織の力が一つとなり、現状を打破する力をつけて欲しい。」と思います。
 それが、市民から期待されている職員の姿である、と思います。
 
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 計画がスローガンになってはいけない、分析を行い、具体的なものにする。」「どこが問題で、その為にはどこをどうすればいいのか。裏付けとなる予算は?」
 我が横手市、横手市だけではありませんね。全国的に、どこを切っても金太郎あめ、全く同じ、似た、たくさんの「立派な計画書」を(全国規模(東京の)の同じコンサルタント会社が)作ります。→市は業者に委託します。
 それには片目をつむりますが、市長が作る「横手市のまちづくりの総合戦略」が「スローガンだらけの計画書」であってはなりません。(12月議会の青山議員の一般質問に対する答弁で、市長は具体的な数字目標があるのにもかかわらず、「それはスローガンだ。」と答えましたね。??でした。)      
 それは、戦略、すなわち政策とは言えません。そもそも政策が無い、具体的な問題解決に欠ける予算措置になってしまいますから、その効果は期待できません。→この3年間、ほとんどこの状態ではありませんか。組織が一体となっていないから、なおのこと。
 まちづくり審議会や、パブリックコメントは、手続上必要でしょう。
 しかし、「じゃぁ、どうするんだ。」という具体的な戦略=政策が、「数字に基づいた客観的な現実の分析、問題点の把握」で行われたものでなければ、「ただの立派な計画書(スローガン)の予算の消化=効果が期待出来ない事業のられつ」になるだけです。
 おっと、その前に最も大切なこと、それは市長の思い。
 まちづくりに対して、「どうしたいのか。」という思いが一番です。「これがあってこそ、なぜ市長になったのか、どうして目指したのかという思いがあるからこその、具体的な政策ですから。」 あっ!当たり前のこと、でした。

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 横手市は未だに29年度予算について、説明がありません。
 地方創生推進交付金の使い道は、どうなっているのか。この交付金は28年度、1,000億円、29年度も1,000億円、国が予算措置しております。
 安倍首相は地方創生、地方版総合戦略の目玉としております。(1988年、当時の竹下首相が「ふるさと創生事業」として各自治体に1億円のプレゼント。自治体が3,300ほどありましたから、当時の予算額は約3,300億円です。(これが今の温泉問題になろうとは、、、))→目玉としては、予算規模がたいしたことない。
 これまでのことから、国への対応としては、「(予算が)ある時は、直ぐに飛びつけ。」です。そのためには、「いつも、いつでも対応できるようにしておく。」ことが肝要です。すなわち、「やりたい、やらなければならない事業はあるけれど、財源がなかなか、、、」という状況でなければなりません。→だから、日頃から議会との情報交換は必要なはずですが、隠してばっかりで
 「国からたなぼたがきたから、さあっ~というのは、準備不足から事業効果が無く終わり。さらに、それだけで済まず、その後の維持管理費の負担までは想定外、ということになりがち。」
 市長が慎重に予算査定をされているのでしょうけど、いつもの時間切れ、説明不足、理解不足、から議会での修正はいい加減無いように期待しています。→「予算は政策の最高の表現、市長の思いの表れ」です!

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 行きの飛行機から富士山が見れました。「神々しい!」見れてラッキーでした。
 実践的な刺激的な講義から、私が今の横手市に対しての思いを述べて以上、研修報告といたします。
 資料は、2コマ合わせると、110ページにも及びます。自分だけのものとせずに、アイパッドで皆さんに提供いたします。汚い字を書きこんでおりますが、ご了承下さい。
 議員活動にお役立て下さい。



by masahirogenki | 2017-01-22 20:22
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専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋
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