専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋

これでも秋田県一~農業産出額~&最近の思い(怒り)ふざけんじゃねえ!

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 今朝(1月16日)のさきがけ新聞に秋田県内の農業産出額が載っていましたね。秋田県内の市町村別では、横手市が1位ということで、脱コメ、野菜等の複合産地化が最も進んでいる地域を統計で示しました。
 これは、素晴らしいことですが、農業産出額は、244億円にとどまっております。
 27年度の農水省の統計を見ると、秋田県は東北最低です。青森3,068億円、岩手2,494億円、山形2,282億円、福島1,973億円、宮城1,741億円、秋田1,612億円です。断トツは、北海道11,852億円です。日本全体では、88,631億円です。
 日本の農業産出額からは約9兆円産業に過ぎません。←なんと、トヨタ1社の三分の一!(2015年、約27,2兆円の売上高) 泣けるぜ。
 農業県秋田、農業が基幹産業とする横手市、まだまだ「やるべきこと」が多くあります。
 「他県を見習い、貪欲に夢をもって、実現するために努力を惜しまず、リスクを恐れず、   「付加価値の増加」「生産性の向上」を目指しましょう!!」

 もっと、もっと足元、地域に目を向け、地域が持っている強さを活かす政策推進が必要です。本気で取り組まないと。←産業支援センターの創設が総合的に政策推進出来る組織となるのでは、と思います。
 横手市はトップを走り続けなければならない!断トツトップを目指して、この現実を突破しよう!!

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 もう一つ、1面に「議員の厚生年金加入要望」のニュースがありました。
 「とっくに議員の年金は廃止されております。」まず、このことを市民が理解したかな~と期待します。
 横手市議会は、「議員の自己負担があるとはいえ、税金の支出もあることに市民の理解が得られないだろう。」という判断から、要望の意見書を提出しませんでした。
 今の世の中、議員や公務員は羨ましがられる職業ですから。それほどまでにデフレの世の中、使えるお金をもらっていない低所得者がほとんどの世の中です。←(ルサンチマンプロパガンダがはびこる世の中です。)
 国は、「建設国債」という投資のための借金をどんどん行い、「公的投資」をこれでもか!というくらい行い、「世の中にヒト、モノ、カネという需要を生み出し、総所得を上げる。」ことを連続して行わなければ、デフレからの脱却は到底無理です。←「地方の自己責任ではなく、国の責任だ!」
 国民の所得が上がれば、議員、公務員に対するバッシングは少なくなり、「良い議員が出てくる環境=待遇の改善」は整うことでしょう。←(ルサンチマンが無くなる。)

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 今日(1月16日)臨時議会の案件が届きました。
 議員の誰が企業誘致そのものに反対するものでしょうか! 
 企業誘致そのものに対して、反対している議員は一人もいないことです。
 当たり前です。
 そのうえで、
 既に報道にあったように、コールセンターの誘致企業と、知事立会いの下、市長は協定を結びました。(14日付魁新聞より)
 市長は、「企業の社屋が建設されるまで1年半、現在使用している南庁舎(高橋市長前まで横手市本庁舎)の一部(市民から寄贈された絵画などの美術品の収蔵所として使用している場所)を全額公費で改修(=今回の補正予算案)して企業に貸し付ける。」と提案しました。(13日付魁新聞より)
 「どの条例が裏付けとなったのか、(=企業立地振興条例など)が無い、すなわち行政の最も根幹である、普遍性=いつでも、誰が判断しても、条例(裏付け)によって同じ判断になる」、ことが担保されていない政策が、実質「市長の専決処分で行われます。」
 
市長は、「市の発展に有益な企業誘致であり、オーダーメイド的な政治判断として必要。」と全協で答弁しました。(13日付魁新聞より)
 よいでねんしな。
 →行政=職員、こんなんでやっていけるの?
 市長のこんな決定(=条例、裏付け無視)に、職員がオーダーメイドすなわちケースバイケース、その都度市長の政治判断で行政執行できるの? ほんと、よいでねんしよ。 
 お役人として自分の判断に責任もてる? 自信あって仕事できる?裏付けが無いことに。
 →市長変わったら、アホか!ですよ。

 「相手があり、既に協定が調印されている(しかも知事が同席した)事案に対して、議会(議員)は、、、どう動けるの?」 
「そうか、やっぱり「専決処分」にしたんだ。報告だけだな。」と議案書を見て一瞬思いました。
 でも、どうも、「普通の補正予算案のようです。」
 「なぜ、議会開くんだろう?」「実質専決処分した事案に対して。」
 なんで?!
 しかも、予算額900万円、事前に説明された改修予算金額は1700万円です。今回の予算が本当に精査して下げた金額なのか?これ以上ないのか?→とりあえず反対しずらい金額(900万円)、もし反対したら、市民から議会が批判されるような金額(900万円)、の提案です。後の改修予算は、3月議会、500億円前後の本予算の中に目立たぬように、また1月補正で可決した予算の続きですから、議会は手出しできない、との作戦か。疑えばどこまでもです。信頼関係がもうありませんから。
 市長になめられた横手市議会です!←「議員は市民の声の代弁者、代表ですよね。」=市民がなめられているんですよ!! 
 二元代表制をなめているのか!! 
 ふざけんじゃねえ!!!! 
「今年は選挙の年です。市民は有権者としての意識を強く持って頂きたい!!!」
 私(議員)が仕事をしていないのか、それとも市長の先を見通せない、その場その場の粗雑で、ろくな説明も出来ない、現場に指示を出せない、責任を自ら取ろうとしない、市長として有する権限だけを行使する行政経営の連続の弊害か。
 判断は、市民です。














by masahirogenki | 2017-01-16 13:15 | 思うこと