縮小ニッポンの衝撃~NHKスペシャル~

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昨夜(9月25日)のNHKスペシャル 人口減少問題を取り上げて、東京都豊島区、島根県雲南市、北海道夕張市のそれぞれの取り組みを取材した番組でした。最も住民と身近な基礎的自治体が強いリーダーシップのもとに、「ぶれずに」、「覚悟を持って」「責任を果たそう」としていく姿がうかがえました。

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雲南市の職員の方。地域の問題はあくまで「地域住民が主体」となって決断していくこと、と述べられました。「行政の役割とは?」を投げかけられた言葉でした。

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雲南市の「地域自主組織」の住民の方

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若き夕張市長 夕張市は「政策空家」を掲げて、「行政が主体」となって、維持管理費を削減して予算を生み出そうという施策。

 持続可能な基礎的地方自治体(区、市町村)維持のために、「雲南市、夕張市、どちらも住民に痛みを伴う決断を行っている。」ことは共通しておりました。既にこれまでのように「当たり前の行政サービス」を見直すことを決断している自治体があるのです。
 横手市は、財政にまだちょっとだけ余裕があるうちに、「あれか、これか」を選択しなければなりません。
 「ハード事業」に関しては、よくよく検討しなければなりません。
 「ソフト面」でも、どうしてもお役人がやらなければならないこと、以外はアウトソーシング、民間委託をして、人件費を抑えなければなりません。
 議会改革もその一環として、常に「これでいいのか?」の検討を自ら第三者的な目線で行うことが必要です。

 人口減少、少子高齢化、財源不足の問題等々、これまでの行政のあり方では対応できないことが日本全国で起こっています。
 雲南市の「地域住民主体」、夕張市の「行政主体」での意志決定。どちらが正解かは分かりません。それぞれの地方自治に、個性というか特徴が出されて、その地域に一番良いと思われる自治が既に行われているのです。
 今後は「行政」「住民」双方が試されます。

 特徴ある地方自治を進めるためには、
 「確かな人間力、総合的な魅力」を持ったリーダーの存在が不可欠であること。
 加えて、呼応して自分の仕事の中身を良く理解して、与えられた職務権限の中で自ら頑張る職員の存在、の2点が重要である、と思います。
 そして、総論賛成、各論反対とならない議会、議員の資質、覚悟が必要です。

 横手市は合併してから約900ある公共施設をほとんどそのまま持ち続けて現在に至っています。
 「公共施設に関する調査特別委員会」が議会に設置され、市当局側と協議を重ねる場が出来ました。私は副委員長となりましたが、「お互いの覚悟を住民に示す。反発は当然予想されますが、決断を下したら、丁寧な説明をして、理解して頂くように務めることが、これから求められる市長、議員の資質、役割である。」と思います。
 「確かな人間力、総合的な魅力」ですよ!



by masahirogenki | 2016-09-26 12:53 | 思うこと
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専業農家と横手市議会議員をやっている佐藤誠洋です。


by 佐藤誠洋
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