消費税増税8%~社会保障費にいくら回るのか~
2013年 10月 01日
水準の消費税ですが、日本では馴染みがまだなく、目的税だからということで、少しずつ理解が進んでいると思います。
今日の話では、1、デフレ脱却、経済再生を確実にするために5兆円のお金を企業の投資に回す。回して、
企業の業績を良くして、結果税収が上がって、財政を健全化する。
(5兆円の財源はどこからなのでしょう。消費税増税分、3パーセント分は8,1兆円という試算だったような、、、) また、復興特別法人税の廃止による財源は?
(増税が本末転倒にならなければいいのですが、、、)
2、企業に投資を進める政策をする。(税金を投入する。)→それによって、企業の収益があがったら、さらに
設備投資をさせて、雇用を生む、 賃金を上げる、(もっとも重要なことです。)ように促す。ということでした。
果たして?!!!
いい質問をした記者がいましたね、一番最後の日本経済新聞の記者です。「企業が適切に賃金を上げたの
かどうかをどう見極めて判断し、その企業を優遇するのか?」という主旨の質問でしたが、ちぐはぐな答弁でした。
首相も企業が儲けたお金をこれまで従業員に分配しないで、また国内の設備投資に回さないで、内部留保
を続けてきた、といことを明言していましたね。(よく言った。拍手パチパチ)
いつの頃からか、姿、形は一見日本人のように見えますが、日本人の心、マインドを持った企業家がいなくなりました。
そんな人には日本から出ていってほしいです。税金も何もいらないから、二度と日本人として帰ってくるな、
というくらいの政策をしてほしいですね。
デフレからの脱却は賃金の上昇しかない、内需が拡大し続けることによって、個人消費が続く、→企業収益
が上がる→税収が上がる→社会保障費の財源確保、賃金が上がることが保障される→結婚できる→少子
化対策→個人消費が続くの連鎖です。(終身雇用制は日本的で、見直すべきです。)
しかし、こんなシナリオが描けるのか?
いつの頃からか、ほんの一部のお金持ちに日本が動かされるようになってしまいました。
一方で、
年金を頼りに暮らしている人たちはたくさんいます。年金を貯蓄に回している人はほとんどいないでしょう。
同居の親族などの生活費の一部にもなっていることでしょう。
このお金は、横手市のような地方の経済活動にも大変役だっています。地方では、年金は、地元の貴重な
内需に役だっています。
このお金を減らそうとしています。 中央で政権を担っている人たちは、地方という現場を分かっているのか?!!
「データに基づいた効率的なことばっかりやっていると、いつか酷いしっぺ返しにあいます。」
今日のテレビで先天性風疹症候群は、ワクチン接種さえしていれば、防げる病気だそうです。ワクチン費用
をなぜ国で出さないんでしょう。 子供は国の宝なのに。
なぜ、みんな、黙っているんでしょう。 変なことは変となぜ、みんなが声を上げないのでしょう。
「誰かがやってくれるまで待っているのか。」
待っている間に、ほんの一部の自分たちさえよければいい人たちが、権力をつかわさせて、自分たちだけが
良くなるようにとさせてしまいます。大きいくくりでも、小さいくくりでも、、、
(世の中を変えることができるのは選挙だ。 一人一人ができる政治参加です。)
消費税増税分は、社会保障費と財政再建の原資だったはずだ!(お金に色はないからと詭弁を言わないで欲しい。) 失礼、詭弁にならないようにして頂きたいです。