危機管理体制~農業関係~
2013年 08月 21日
被害を受けた皆様方にはお見舞いもうし上げます。
今日の午前中、竹原集落の被害が発生した養鶏場をお見舞いしながら、今後のことについて伺ってきました。
1棟が全壊して、その残骸が隣の鶏舎を押して、3分の1くらいが曲がっていました。他には、天井部分の換
気施設が跡形も無くなっている鶏舎がいくつもありました。
エサ代が高騰しているなか、本当に大変だろうと思います。
住んでいる家も一瞬浮き上がったように感じたくらいのすさまじい風だったようです。
周辺では小屋が倒木で全壊、農業用ハウスの倒壊、リンゴ、梨の落下被害があったようです。
県では、先日の鹿角地域、仙北地域の大雨被害の農業関係対策を検討されているようで、今回の竹原地
区も対象になるものと思います。 できる限りの支援を要望いたしますし、市の協調助成も当然ですが検討すべきであります。
「最近の天気はおかしい!!!」
どこかで、局地的なことが突然想定外で起こる、 自然を相手の農業は、いつでも被害を突然受ける可能性があります。
行政は、特に県は、農業関係に関する自然災害に対しての危機管理体制を早急に構築するべきです。
市は県にならい、きめ細やかな体制づくりをして、被害が出たら、すぐに対応できる仕組み、応援する体制な
どのための、サポートできる条例の制定、この為の基金の創設、庁内連携、各関係機関との連携づくりをするべきです。
農業施設、水路等の危機管理のための点検、補修、改修も計画的に進めなければなりません。
「経験したことのない、、、」は隣の地区でこの前あったというくらい、今後どこで起こっても不思議なことでは
ないものと思います。
竹原周辺の五味川では、雷があちこちに落ちて、テレビなどが壊れた家が数軒あったようです。
こちらは建物総合共済などの対象になりますので、対応して下さい。
果樹共済の「梨」は、なぜか、共済の対象にはならないそうです。
被害にあった方々には、改めてお見舞いもうし上げます。